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いずれも積極的に生きてほしいという市の計らいだった。
昔のよさをいまに残す旧浦安と、京葉線舞浜駅周辺のディズニーランド寄りの新浦安とが、妙にマッチした賛沢な町だ。 墓地をきれいに維持するには、資金と心の優しさが必要だが、両者を浦安市は備えている。
浦安が現在裕福なのは、漁師の命ともいえる漁業権と引き換えに支払われた悲しき代償なのである。 その原点を浦安市民が忘れない限り、墓地公園は安泰だ。
「若竹どっくり」を作って手渡ししてくれたおじいちゃんの日焼けした手が温かく、私の心を癒してくれた。 それぞれの死、それぞれの死生観。
看護師自身が選ぶ尊厳死平成13年度の日本全国の死亡者数は約917万人。 その大半が病院で亡くなられているわけだが、それではその医療に携わる病院関係者は、ご自身の死に対してどう考えておられるのだろう。
ある看護主任は語る。 「いま現在でも、脳死状態の患者さんはいらっしゃいます。

患者さんもですが、ご家族の疲労も限界にきています。 お気の毒ですが、我にはどうしてさし上げることもできません」主任さんはご自身も身内にガン患者さんを抱え、付き添い人の病院の送り迎えとになる。
確かに他者に死の決定権はない。 仮に身内から頼まれたとしても、医師や看護師が生命維持装置を外せば、彼らは法律的に罰せられ、自らその資格を捨てることをしておられる。
なまじ医療のことがわかるだけに、身内からは説明を求められるし、辛い立場だとおっしゃる。 「あなたなら、どうされますか?」という私の問いに、「自分の意志を、意識のはっきりしているうちに書面にし、公証人役場等に届けておく」という答えが返ってきた。
現実と患者さんを思う優しさの狭間で、彼らは苦しむ。 私の質問に、医師の大半から同じ答えが返ってきた。
高齢化が進み、栄養状態がよくなった分、呼吸だけが動いている、いわゆる脳死状態の患者さんは病院の至るところで増え続けるだろう。 私自身もそんな状態は絶対に避けたいし、周囲にも呼びかけたい。
それならいっそのこと自分の家に引き取り、いたわり合って生きていけばいいと思うのだが、そこは夫の手前できない。 また、そこまではしたくない。
死を現実として受け止めたくない。 自分にはまだ早い。

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